その時々の想いや出来事を綴りたいと思います。

BRAND STORY-episode1 ~独立、立ち上げ~

~BRAND STORY~episode1

  

f:id:shingo05031016:20180916183453j:plain

 

2017年1月上旬…

 

「さて、何をしようか」

 

15年も務めていた会社を辞め、独立すると行動を起こしたものの、その後のプランも何をするかもまだ考えていませんでした。

 

「なんてことだ!」

 

「何も考えていないのか!」

 

「どーするんだ!?」

 

「プランも何も無いだと!?」

 

 

「ふふ、何を焦っている、まあ落ち着け」

 

「必ずそれは見つかるし、見つける」

 

「何も問題はない」

 

 

「そんな事でうまくいくはずがない!」

 

「そんな簡単なものじゃないんだぞ!」

 

「きみ、うるさいよ」

 

アメリカンドラマばりの思考議論が脳内を駆け回る。

 

我々人間は思考・感情を持ち、それらが自身の行動を支配します。

 

目標を掲げ自らのマインドマネジメントに問題が無くても、第三者や外部からの影響により毀損してしまう。

 

目標を掲げ自らのマインドマネジメントに問題が無くても、第三者や外部からの影響により行動を諦めてしまうパターンはマインドマネジメントが外部からの刺激により毀損してしまう。


しかし充分にこのポイントは準備してきました。


そこに合理的な根拠など必要無い、必要なのは実行力だ。そしてそれを可能とするのは自らのマインドマネジメント。

ビジネスの本質はどれも同じです。

問題なのはそれを実行するのかしないのか。

そして、どの様にビジネスを入口から出口までデザインするのか。

やりたい事をやろう、やってみたい事を、そして未経験分野を。


0から始めるのだ、と。


会社勤めの場合、何気無くこなしている日々の業務は当たり前の様でそれは当たり前では無い。

 

それは創業者、会社、その中で働く仲間たちが時間をかけて築き上げて来た信用が生み出した付加価値、すなわち資産。

 

ここを0から作り出す。

 

そう、これはなんのこっちゃ分からない異業種への市場へ丸腰非武装で突入する男の物語。そんな珍しいことではありません。

まずは資金調達の為の事業計画書・ブランド立ち上げに向けての企画書と共に、市場調査もふまえ考えぬいて作り上げました。

しかしこれらは全て机上の空論。

それでも考えた企画を元に、商品生産に向けての協力会社・取引先企業への営業も同時にかける。

一個人が事業を行う上での企業間での信頼を得やすくする為に法人設立、その為のレンタルオフィスも借りた。1畳ちょっとのスペースのオフィス。

 

f:id:shingo05031016:20180916182507j:plain

見学に行ったその日に即決で決めました。

家から10キロ程離れた場所でのレンタルオフィス、毎日の運動がてらの自転車通勤を考えていたので好都合な距離感。

これで多少の運動不足も解消出来るだろう、と安易な考えです。

 

身体を動かす事によって思考も活性化されるので、と自らの決定事項を正当化します。

法人設立は簡単なものだ、現在は資本金1円からでも株式会社は設立出来る。法人設立の手順を調べ、全て自分で行いました。

便利なもので、現代は法人設立キットみたいな一連の手続きの流れ・必要書類などワンストップで手に入れる事が出来ます。

法人設立に必要な定款作成までワンストップの、会社設立freee、おススメです。

 

www.freee.co.jp



法人口座も作り作成した定款を公証人に承認してもらい、後は管轄の法務局で法人登記。超絶簡単です。

事業立ち上げに向けての取引先の開拓、ここには、多少ながらも苦労する。相手にされない事も多々ありました。そりゃそうです。

業界未経験が故のネットワークの無さ、一つ一つゼロから構築していくネットワークは楽しい事でもあります。そう、振り返ると100m走を1km走ってしまっている感覚。

回り道のオンザパレード。

しかしこのオンザパレードが重要な経験値という資産にも成るんだけど。

営業等で様々な人と直接会い話をすると色々なものが見えてきます。

自社の利益の事を優先してポジショントークをしてくる会社、未経験と述べると足下を見られがちだがそこは素直に本当の事を述べ一つ一つの新規取り引き先開拓を愚直に行う。

中には最終的に売上に繋がらない案件とわかっていても、時間を割いて様々な情報を丁寧に教えてくれる人など有難い人たちとも出会えました。

それでも立ち上げ間もない会社に、売上に繋がるか分からない案件に時間を割いてもらうには、こちらの本気度と熱意を示さなければ誰も話を聞いてくれない。

思い付いた方策を手当たり次第試してみる。

業界でのネットワークと生産に向けてのノウハウを有していて、そしてこのプロジェクトを共に仕事がしたいかどうかが決め手となります。

最終的な打ち合わせ回数は、述べ50回以上になっていた。全てこちらから出向いて行く。

そしてビジネスがDtoCとなる為、根幹となる自社ブランドサイトも構築しなければなりません。

デザイン・UI / UXにも徹底して『ブランドのらしさ』を表現し制作する。※しかしこれが難しい

自分では出来ない部分は信頼できる協力会社・個人=仲間に任せる、これもイチから探していく

デザインといえばイラストレーターは必須となるので独学で学びます。とはいいつつ、ご教授頂いたりしながら行っています。

f:id:shingo05031016:20181108124226j:image


車や売却出来る個人資産は全て売り、そして身近な友人等にも援助して頂き資本金300万円で会社を設立しました。

 


episode2へ続く。